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始まりの物語。季節は春になり新しい生活に変わっていく。

高校生と言ったらやっぱり青春の季節かしら。なんて楽しげな響き。

では存分にお楽しみ下さいませ。わたし以外の皆様方。

どうせ何も変わらない、わたしの分まで。

ああ、今日もなんて美しいのだろう。

君は私のようなイケメンとはすごくお似合いに見えないか？

もしも君がその気になったらいつでも私の所に来てくれ。

素敵な個人授業の時間を用意してあげよう。

あなたに見せてもらえる走馬燈が好きだ。

官能的で美しいあなたの足の下で今日も僕は

醜態を晒して踊るんだわんーー。

さあ、今宵も開幕だ。血肉を貪るような、鮮血の死のショーが・・・

ＮＯ４　『きゃんでぃ&らぶ×れもん』

女の子のカラダはとってもあまぁいお菓子でできてるの♡

どうどう？いい加減、食べちゃいたくなったんじゃないかしら？

そこまで言っても分からないんだったらぁ♡

・・・もはや打つ手はないわね

ふとした瞬間、考えてしまうことがある。

もし私が美男子ではなかったら、一体どんな人生だったのだろう。

今みたいに、誰かに愛されたりする事は無かったのかもしれない。

そして誰かを愛することすら、諦めているのかもしれない。

僕を跪かせて、罵倒して、踏みつけて・・・

彼女のそんな姿が、まるで女神のように僕の目に映るのだけれど

最後にはいつも必ず飴を舐めさせてくれる。

でもそれは、僕に与えるにしては、やけに甘すぎる飴なのです。